アカデミア研究者は結婚できないのか?

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9-10月に6回も結婚式に参加する予定のますけです。コロナ禍とはいえ、30歳を迎えて周りはどんどん結婚していくなあという実感があります。ただ収入や働き方が不安定になりがちなアカデミアに生きる研究者はどうだろうか。今日は自分の周りの研究者の結婚事情についてまとめたいと思います。

研究者の出会いの探し方についてはこちらの記事にまとめましたのでご覧いただければ幸いです。

研究者の結婚するタイミング

研究者界隈では出会いが少なく結婚している人がマイノリティーなのかと聞かれると、意外と多種多様だと思います。確かに学部卒・修士卒で一流企業でバリバリ働いている人たちと比べると収入面では心許ないですし身分も不安定なケースが多いですが、結婚するタイミングは色々です。自分の周りで見聞きしたタイミングは以下の通りです。

  • 博士課程進学のタイミング:長年お付き合いしている方がいて、博士課程に進学するタイミングで入籍されました。これはもうパートナーが博士課程・研究職に対する理解が十二分にあり、収入がなくとも気にされない聖人君主なケースです。
  • 博士課程修了のタイミング:これは晴れて大学院生の身分から卒業できて社会人と胸を張って言えるようになったタイミングですね。博士課程中にパートナーがいらっしゃる方はこのケースが多い気がします。
  • 海外留学・就職のタイミング:海外の大学院で博士をとる又は海外でポスドクをするタイミングでお付き合いしている人がいて、一緒についていくために結婚するケースですね。自分は海外ポスドクのタイミングでした。海外ポスドクだと、非アカデミアの人からしたら得体の知れない存在になり得るので先方の親御さんはとても心配すると思います(笑)
  • テニュア・テニュアトラック職に就いたタイミング:アカデミア研究者として真の意味で安定した身分に就いたタイミングですね。年齢的に少し遅くなる場合がありますが、先方の親御さんが最も安心するケースです(笑)
  • アカデミアから企業に転職したタイミング:稀ではありますが、ポスドクや任期付き助教のような身分が不安定な間は先方の親御さんに結婚を認めてもらえず、結婚のために企業に転職するケースです。結果的にその方は今はとても幸せそうな生活を送られているので何が正解かはわかりません。

研究者の結婚相手

肌感としてはこれも多種多様だと思います。自分は当初研究者(特にポスドク)はお金がないと思っていたので、研究に対する理解がある且つ甲斐性のある奥さんが良いなぁという思いからマッチングアプリで「女医さん」を探しておりました(相手にされませんでしたが笑)
しかし職場には合コンを経て医師とご結婚されている研究者の方もいたので可能性は十二分にあると思います!笑

ただ周囲の研究者の結婚相手を見ると大体は、大学生時代から長年付き合っているまたは研究に対する理解のある人です。「長年付き合っている」≒「研究に対する理解がある」とも言えますが、長年付き合っていても研究に対する理解は得られず、我々の納めている税金を返せと奥さんにマウントを取られている人もいます(笑)
お相手の業種は本当に様々です。多くは一般企業勤めの方ですが、同業者(研究者)同士も珍しくないですし、歌手と結婚してらっしゃる方もいます。繰り返しになりますが、研究に対する理解があるというのが重要な気がします。研究者は往々にして承認欲求が高い(偏見かもですが)ので、やはりパートナーに自分のやっていることを褒めてくれたり意見してくれるのはとてもありがたいのではないでしょうか。
あとはどうしても裁量労働になりがちで土日もエンドレスで仕事をせざるを得なかったりもするので、その働き方に寛容な方がいいですね。そういう意味では研究者同士は一緒にいて楽なのかもしれませんね!(一方で夫婦間での業績格差みたいなのがプライベートにも侵食してきたりするのかなと…あくまで妄想ですが笑)

研究者と結婚して得られるメリット

時間の融通が利きやすい

基本的に裁量労働なので、授業や打ち合わせなどがない時間帯は基本的に自分で時間をコントロールできます。特にポスドク・助教などの若いうちは時間の融通は利きやすいと思います。なので共働きしつつ子育てしたい人にとっては、とても育児分担しやすい業種だと思います。朝夕両方の保育園の送り迎えも対応可能です(笑)

そこそこ高い給料

いわゆる医者、商社マン、コンサルのような高級取りと比較したら低いですが、研究者は世間的には高い給料だと思います。常勤の大学の先生や企業の研究者は600万円以上は貰っていると思います。大学教授まで上り詰めることができれば1000万の大台に乗ります。
バズっている研究をやっている人は講演料や原稿料などの副収入があったりもします。

社会的信用度が高い

研究者は社会的な信用が高いです。これは、不動産契約や融資などのローンを組む場面でメリットです。大学教授となれば一般的な信頼度も、社会的なステータスもあるポジションになります。ただしポスドクなどの任期付き雇用の身分で住宅ローンが通るかどうかはわかりません。。こちらの記事によると勤続年数は影響するようで、研究室を転々としているともしかしたら不利に働くかもしれません。

論理的に物事が考えられる

基本的に論理の矛盾に厳しい人種なので、何かプライベートで意思決定をする際に堅実な判断を下せるはずです。特に理系研究者だと数字に強い場合が多いですので、大きな買い物やローンの計算をしなければいけない時などの場合は頼りになるはずです。また、情報系や電子系の研究者の場合、パソコンなどの電化製品に強いので扱いに困ったときに頼りになると思います。

研究者と結婚するリスク

ありません!!と言いたいところですが、研究者(特に若手)は働く場所が定まっていないケースが多いと思います。キャリアアップのために地方や海外に行くことは珍しくないです。研究者は専門職ですので、需要さえあればどこでも働けますが、一方で働き場所がないこともあります。なので東京で暮らしたいと思ってもタイミング良く働き場所があるかどうかはわかりません。着いてきてもらうために奥さんに仕事を辞めてもらうことになるケースもあります(ちなみに自分はこのケースです)
こればっかりは研究者として生きていく上での宿命ですね。。夫婦両方とも研究者で、割り切って遠距離で暮らしているケースもあります。この事情を寛容に受け止めてくれるパートナーだと上手くいくと思います。

コメント

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